クレジットカードのショッピング枠で商品を購入し、それを売ることで現金を得ると言う手法があります。
しかし、クレジットカードで購入した商品の所有権は、現金の引き落としが終わるまでクレジットカード会社にあると見なされるため、それを勝手に売ることは、横領罪や詐欺罪に問われかねません。
このような行為が露見した場合、クレジットカードの使用が停止されるだけでなく、その利用履歴が業界内で共有されるため、以後のクレジットカードの申請や更新などが非常に困難となります。

しかし、それでも現金が必要な場合の手段としては、クレジットカードで全国百貨店共通商品券を購入し、それを業者に売るという手法が考えられます。
これならば、クレジットヒストリーも大丈夫です。
ただし、購入履歴は会社側に伝えられるため、あからさまにショッピング枠のすべてを使って全国百貨店共通商品ばかり購入していると言う状況であれば、利用規約に反していると見なされ、やはり除名処分を受ける可能性があるため、注意が必要となります。

現在のところ、このような手段は明確には禁止されていませんが、2011年には、別の手段で現金化を行っていた業者が逮捕されたという事例もあります。

どうしても怖い場合はこの商品券をクレジットカードで購入できるサイトのような贈答用の商品券を販売しているお店で購入するとカード会社にも「贈答品を購入した」と言えますし、あんしんですね。